性風俗店の営業は、法律で禁止されているわけではない。では、なにが違法となるのかといえば、風適法に付随する東京都の条例で定められている場所、いわゆる吉原地域以外で店舗で営業をしてるという部分が違法とされる。そのほかには、ぼったくり防止条例もあるし、迷惑防止条例もある。とはいっても、児童福祉法や売春防止法といった刑事事件さえ触れることがなければ、摘発された処分としては留置22日で罰金30万が相場である。
違法風俗店の開業 風俗店の名義人
風俗店の名義人は警察の摘発となれば逮捕となる。容疑は『風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律』、略して風適法の違反。歌舞伎町での営業は禁止区域となっているからだ。逮捕となれば勾留22日で略式起訴の30万の罰金刑。
違法風俗店の開業 歌舞伎町浄化作戦とは？
石原東京知事は治安回復のため歌舞伎町浄化作戦を開始して、違法行為の取締りを徹底的にやると気炎を上げる。都庁に設置された緊急治安対策本部の本部長となった竹花副知事は『悪の蓄積』と歌舞伎町を名指しした。
違法風俗店の開業 違法営業の風俗店の店長に
歌舞伎町の違法営業の風俗店の名義貸しもありかと納得できていた。スカウトをやめるきっかけとなったあの自殺から2年が経つ。へこんだ気持ちが修復されていたのだ。どうでもいいくだらないことに対して、大きな声を出したくなるくらいのパワーが湧くようになったんだ。
違法風俗店の開業 風俗店の摘発の流れ
警察による違法風俗店の摘発はいきなり実行されるのでない。まず歌舞伎町で違法風俗店を営業すると、しばらくしてから新宿署の生活安全課の立ち入りがある。このしばらくが6ヶ月後なのか、1年後なのか、それとも2年後なのかは警察の都合になるのではっきりとはわからない。
違法風俗店の開業 風俗店を開業する準備
歌舞伎町では、風俗の店舗は私的な賃貸契約書で転貸しされた。ビルオーナーには無断で転貸してる状況となるが、責任逃れもできるので不都合はない。集客は割引チケットと看板が主。インターネットに関しては、まったく準備してなかった。風俗情報誌への広告も後回しだった。
違法風俗店の開業 スカウトマンの実際
スカウトバックの条件が女子給の10％だと、まさかの大化け分も狙える。風俗嬢の不思議さは予想もできずにぶつかるからだ。顧問料というはコンサルタント料みたいなもの。スカウトの慣習からすればめずらしいことでもないが、3万から5万が通常なので2万は安いといえた。
違法風俗店の開業 風俗店の面接の実際
風俗店の面接のときには、まずは年齢確認をして業員名簿に記入させる。誓約書への署名もある。現在18歳以上で高校通学者であること、いかなる理由があろうと本番行為はしないこと、違法薬物の使用も所持もしてないことを記載してある。入店した女の子に源氏名をつけるのも店長の仕事だった。
違法風俗店の開業 源氏名にはどんな意味があるのか？
面接のときに源氏名を付けるのは店長の仕事のひとつ。源氏名の意味を考えてつけるときもあれば、雰囲気でつけるときもあり、過去の記憶を探ってつけるときもある。その源氏名は以前にAVに入れ込もうとした女子行員の本名だった。
違法風俗店の開業 風俗未経験の面接で
面接したのは風俗未経験の女の子。土日の早番OK。風俗雑誌の広告の掲載もOK。派手な顔立ちともいうのか。形よく整えられた細い眉と高めの鼻筋に、目が肉食の光を発していて、尖ったあごの大きめの口の笑みがそう感じさせるのかもしれない。
違法風俗店の開業 歌舞伎町で店舗型風俗店を開業した
チケットセンターへ電話してオープンを伝えた。いよいよ店舗型の風俗店の開業となった。割引チケットを手にした最初の客が入店してきたのは10分も経ってない。客に見せるプロフィールは7名分ある。風俗店の定番として3名のダミー出勤が足されているからだった。
違法風俗店の開業 風俗の講習はなにをするのか？
素人系ヘルスというのは本番は禁止だし、客のほうもさほど本番を求めてない。入店するには講習は必要だった。かといっても全員にしていたら体が持たない。経験者はアンケートとサービスチェックで済ます。風俗未経験はお互いに裸になって実技をする。
違法風俗店の開業 風俗の講習はどこまでやるのか？
風俗未経験にヘルスプレイを教えるための講習ではあるがフェラは完璧だった。どうしてもシックスナインはしたかった。2年ぶりのシックスナイン。クリトリスを舌先でほじくり返していると射精感がきたが、風俗店の講習では射精しないという不文律がある。
違法風俗店の開業 風俗店の早番の特徴
風俗店の平日の早番って難しい。特に素人系のヘルスではこだわる客が多い。じっくりと写真を見て指名する。出勤は頭数を増やせばいいというものではなくて、おすすめできる女の子のみ出勤させる。ダミーが写真指名となると振り替えもする。
違法風俗店の開業 風俗店ではサービスチェックが必要だった
ほとんどの女性は風俗店の講習は嫌がるものだった。経験者はとくに嫌がったので講習をすることなく入店させて客付けしていた。そのため内緒のサービスチェックは必要だった。サービスチェックだと感ずかれないように、普段の客と同様に案内するのだった。
違法風俗店の開業 風俗の求人広告で効果的に対応する方法
風俗の高収入求人誌の掲載料金は月額357500円。見開き2ページの広告枠。反響はある。面接の狙い目は未経験の女性。そのために効果的に活用する方法はあった。まず電話での問い合わせには「はい、大丈夫です！」としか答えない。
違法風俗店の開業 風俗店の面接の流れ
風俗店の面接の流れとしては、まずバックの説明がある。彼女はお金のためという表情が見てとれた。もちろん誰もがお金のために風俗をする。歌舞伎町の風俗ではなおさらだ。しかしお金を追いかけてくるのと、お金に追われてくるのでは表情が異なる。
違法風俗店の開業 風俗店の講習で射精はありか？
体験入店のまえの講習がはじまった。口頭での説明を多めに。バイブを使用して実技はなるべくなくす。で、1時間30分内に終わるようにするつもり。とはいっても実際にシャワーを浴びたりするので、お互いに裸にはなる。で、キスNGも生フェラNGも解禁した。
違法風俗店の開業 AVプロダクションの面接の注意点
AVプロダクションに所属してからは宣材写真を撮ってAVメーカーへの営業となる。で、撮影となるのだけど、この最初の総ギャラが基準となる。あっちのメーカーでは30万で、こっちのメーカーでは60万とは基本的にはならない。
違法風俗店の開業 写真指名とフリーの違い
指名がないフリーだと客単価が下がる。風俗店の経営からすればフリーの連続は避けたい。それなので写真指名をすすめるのだけど、この写真指名というのはその日によって偏る。受付するときに調整しなくてはいけない。
違法風俗店の開業 風俗店のラストとは何時なのか？
風俗店の営業時間のラストというのは、ぴったりと時間で区切っている訳ではない。違法営業となればなおさらだった。24時の時点で店内に客がいなければ女性は上がりとなる。ぎりぎりでも客が付いた女性は、25時過ぎが上がりとなることもある。
違法風俗店の開業 風俗店の売上アップの方法
風俗店では客単価がいちばん気にする数字かもしれない。営業中はこまめに伝票をめくり電卓を叩いて、概算の客単価が幾らなのか出していた。目安としては8000円を切るとまずい、8500円以上だったら上々。客単価を把握すると、その日の売上の予測が早めにできる。
違法風俗店の開業 歌舞伎町の風俗の体験入店で
従業員名簿に年齢確認。誓約書に署名が済んだ。質問はないまま。彼女なりに気持ちを固めてから風俗の面接にきてるのだから、わざわざ事情などほじくり返すことなく、どんどんと進めていくほうがいい。面接が終われば体験入店。まずは講習だった。
違法風俗店の開業 風俗店の講習の実際
高収入求人誌の応募の電話では、講習しなくても大丈夫ですとはっきりと言い切った。そういう対応をしておきながら面接を終えると講習を告げた。彼女が戸惑いながら服を脱ぐと、予想通りのDカップのおっぱいをブラジャーが包んでいた。
違法風俗店の開業 歌舞伎町の風俗店の売上の内訳
お客さんから領収した代金を売上とするのが商売の通常だが、風俗店の経営では本来の売上から女子バックを引いた残りの金額を “ 店落ち ” といい、これを売上扱いとすることが多い。店落ちを把握したほうが現場で使うのに便利なのだ。
違法風俗店の開業 風俗店のシフトの組み方
風俗店のシフトで優先されるのは、本指名がある女性、当日欠勤がない女性、新人期間の女性。自由に出勤を決めることができる。あとの女性は空いたシフトを店から指定することになる。希望のシフトに入れなければ女性はやめていく。
違法風俗店の開業 風俗店の面接の採用基準
風俗経験者は癖がついているので面接で採用する際には見定めないといけない。ブスの面接にも気をつけなければいけない。一言でブスだと片付けてはいけない。ブスにも種類があるし程度もある。ブスの扱いには注意しなければならない。
違法風俗店の開業 熟女について
風俗ではババアと蔑まされる40代だが、微笑みはしわくちゃだが、腹回りに肉付きはあるが、それなりの魅力が熟女にはある。とくに子持ち熟女はいい。目尻に小じわを浮かべた笑みや、鼻にかかる声の語尾が尻上がりの口調など、家庭がある熟女でしか発せない。
違法風俗店の開業 講習で射精したからトビとなったのかも
2人連続で入店した新人がトビとなってしまった。自分に何か不備があったのかとも考えてしまう。風俗店の講習は射精しないのが通常なのに、2回も3回もしたのがよくなかったのか。もしかすると、射精とは、人格が歪んでいるほどできるのかも。
違法風俗店の開業 歌舞伎町浄化作戦の摘発
歌舞伎町浄化作戦の摘発で風俗店は自粛ともいえる状況だったが、一方で新規客は微増していく。混んでいるときに来店した客が入りたがるのと同じで、摘発強化で風俗店が閉まるとなると入りたくなるのか。歌舞伎町に来る遊興客は、またそれも風俗といったように突然の摘発を嗜んでいるようでもある。
違法風俗店の開業 風俗店の経営は儲かるって本当か？
売上から女子給を引いた店落ちは、最低でも月間900万。経費の合計は月間で650万ほど。経費は年間を通しても変動せずに前後しても幅は1割未満。差し引くと300万余りが風俗店を経営の儲けとなる。平均すると月350万は超えるかもしれない。
違法風俗店の開業 新宿警察署から警告書がきて出頭する
違法風俗店に刑事が交付する警告書は小さめ。根拠となる条例を示して『この店舗は違法営業です』という文言だけ大きくて、責任者に自主的な閉店を促す文面がある。もう1枚は出頭要請書。『正当な理由がなく出頭しないときは、逮捕状を執行をする場合もあります』とある。
違法風俗店の開業 風俗のキャンセルってどうなるのか？
「キャンセルで！」と言い放った客だったが、目を見開いて謝る様子からは悪意がないのはわかる。はじめての風俗で戸惑ったのはわかる。しかしキャンセルなどと面と向かって言われると軽い衝撃を伴った怒りを覚えた。口調も強くなったが、もちろん謝りはした。
違法風俗店の開業 風俗未経験の面接では嘘もいう
風俗といってもいろいろあるが、ファッションヘルスで1日10万を稼ぐとなれば、ざっと15名弱の客をこなさなければならない。風俗がまったくの未経験の彼女には10万はすぐには無理な金額だが、体験入店まで3日空くので、ちょっとの驚きはあったほうがいい。
違法風俗店の開業 風俗で性病を予防するには？
風俗をしたからって、すぐさま性感染症にかかるものじゃない。3日で感染する女性もいるし、5年も風俗をしながら感染したことがない女性もいる。抵抗力らしい。あとは月に1回は性病専門のクリニックで検身したほうがいい。淋病とヘルペスは即日わかる。