東京地検と検事

風俗店の摘発

検事が作成する調書とは?

検事は頭が切れるのは確か。小さな事件であっても細かなところまで把握していている。で、検事には事件の筋書きができていてる。筋書きに沿わなければ反省してない、言いなりに認めれば反省してる、となってしまう。
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検事の取調べとは?

検事調べの質問には、警察での供述調書に沿った内容であれば「はい」と明確に答えたほうがテンポよく進む。言いよどんだりすると必ずそこを突っ込んでくる。検事の供述調書は質問と同時進行で口述で作成される。質問をいったん止めた検事は脇机に座る事務官に「供述」と声をかけた。
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東京地検の検事

東京地方検察庁は霞ヶ関の中央合同庁舎にある。上階にある検事室は広い個室。正面の木目の机の向こうの革張りの肘掛椅子にふんぞりかえっているのが検事だ。背にした窓のブラインドからは上級な陽の光が射している。机上には開かれたファイルとキーボードとディスプレイがあるだけ。
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48時間送検

警察は被疑者を逮捕して48時間以上の勾留をする場合は、裁判所へ10日間の勾留状の請求をする手続きが必要となる。被疑者は警察署から地検へ送られて、隣接する裁判所を回って手続きが行なわれる。このヨンパチ送検は1日がかりとなる。