風俗店のオーナー、あるいは経営者について

歌舞伎町の風俗店のオーナーというと、どうしてもヤクザチックなイメージがある。が、真面目なオーナーもいることにはいる。

脱法営業の風俗店の開業

風俗店の開業資金はいくら必要か?

オーナーは風俗店の開業までに2000万を手出ししている。物件の契約に2件合わせて約800万。内装工事で約570万。細々した備品は約100万。前払いとなる広告費が約180万。その他には現店舗の空家賃や摘発の慰労金なども含めれば2000万を超える。
脱法営業の風俗店の開業

歌舞伎町で風俗店を開業するには?

歌舞伎町では代金さえ払えば借りられる店舗物件がある。細かい審査なしで個人でも賃貸契約できる。坪単価は15000円から路面店では50000円になる。割高ではあるが開業するのが風俗店であっても借りられるので納得できる金額ではあった。
違法風俗店の開業

新宿警察署から警告書がきて出頭する

違法風俗店に刑事が交付する警告書は小さめ。根拠となる条例を示して『この店舗は違法営業です』という文言だけ大きくて、責任者に自主的な閉店を促す文面がある。もう1枚は出頭要請書。『正当な理由がなく出頭しないときは、逮捕状を執行をする場合もあります』とある。
違法風俗店の開業

風俗店の経営は儲かるって本当か?

売上から女子給を引いた店落ちは、最低でも月間900万。経費の合計は月間で650万ほど。経費は年間を通しても変動せずに前後しても幅は1割未満。差し引くと300万余りが風俗店を経営の儲けとなる。平均すると月350万は超えるかもしれない。
違法風俗店の開業

風俗店の名義人

風俗店の名義人は警察の摘発となれば逮捕となる。容疑は『風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律』、略して風適法の違反。歌舞伎町での営業は禁止区域となっているからだ。逮捕となれば勾留22日で略式起訴の30万の罰金刑。